パチンコ業界の最新情報を定期発信！
最新機種分析や中嶋塾で触れた内容などをお伝えいたします。
令和7年7月7日。ついに解禁されたパチンコ「LT3.0プラス」。導入された機種は以下となる。
・eフィーバー炎炎ノ消防隊2 シンラver. ＆ 紅丸ver. ・e 一方通行 とある魔術の禁書目録
・e東京リベンジャーズ ・e冒険島 ・e 犬夜叉3.0
【ＬＴ３.０は結局どうだったのか？？】
パチンコ業界にとってLT3.0は救世主となるのか、初動データから分析していく。
7/7～14 4円パチンコお客様評価ランキング ※AZ調べ
| 機種名 | 評価 |
|---|---|
| e東京リベンジャーズ | S |
| eフィーバー炎炎ノ消防隊2 紅丸 | A |
| eとある魔術の禁書目録 一方通行 | A |
| eフィーバー炎炎ノ消防隊2 シンラ | B |
| e東京喰種 | B |
e東京喰種が今後のカギに！？
炎々紅丸に期待する声が多い中、
東京リベンジャーズがトップに立った。7月15日時点で中古価格は150万となる中、紅丸は41万円という結果に。炎々30000台という強気な販売台数ではあるものの、まだ高稼働を維持する中、中古定価割れをしたということは業界全体が紅丸は動かないという未来予測をしたということになる。
そもそもパチンコは余暇を楽しむものであり、適度な当たりが必要である中、LT突入率が高くになるにつれ、ハイエンドユーザーのみがついてくることができる仕様となってしまった結果だ。
また、状態毎に変わる『超炎上バースト』突入率の違いなどの『わかりにくさ』がターゲットする若年層でさえも受け入れられなかったのかもしれない。
ポイントは東京喰種の中古価格が7月7日以降上昇しているという点。LT3.0導入後、アウトは減少傾向にあるが、アウト支持率は高水準を維持している。
LT3.0に疲れたユーザーの逃げる場所は暴凶星・エヴァ15・リゼロ２・海だと伝えてきたが東京喰種も受け皿になりそうである。
1/399からの乗り換えのしやすさ
東リべのユーザーは20～30代が52％となり、思惑通り若年層がターゲットとなった。40代を含めると実に72％となる。強いコンテンツと、1/319かつLT3.0の話題性。またeからくり→e東京喰種からの乗り換えのしやすさも遊技動機に繋がったと推測。そしてなによりもLT突入1/523という打ちやすさ。
とにかく、戸惑いなく着席することができたのだ。
若年層は紅丸を遊技できるのか？
炎々紅丸は20～30代は56％、40代まで含めると74％となり、これは東リベよりも2％高い数値となる。
一見、東リベと変わらないようにみえるが、20代以下の数値に着目すると東リベよりも5％も高いことがわかる。これ自体はメーカーの思惑通りと考えるが、現在、日本は物価上昇に賃金の上昇が追い付かないことが課題となっている。
平均賃金は50代が高く、20代が最も低い、そのゾーンを狙って超ハイスペックを投入したことになるのだ。
あたりまでお金が足りなくなることは想像に容易い。
結論。東京。
7/7LT3.0機種は東京リベンジャーズに軍配があがった。
LT突入率が最も高く、若年層でも打ちやすい仕様になっている事からも納得できる。
そして、これまでの絶対王者『e東京喰種』。
LT突入率は1/783となるが、右打ちオール3000発となり
一撃コンプリートも夢ではない仕様。
こちらも多少アウトが落ちたものの高稼働を継続している。
そう今、東京がアツイ。
スロット東京喰種と併せて東京３機種を若年層向けメイン機種として訴求し、徹底して育成することが年末の集客に繋がってくる事は間違いない。
大丈夫なの？牙狼とブルーロック。
結論から言うと、ブルーロックは大丈夫だと思う。
牙狼の導入台数は東京リベンジャーズと同程度。
大型店で列。中型店で半列というイメージ。
スペックは1/437の突入率50％でバトル、さらに50％でLT突入という超激荒仕様。
今回、炎々紅丸の結果を踏まえ心配になるところだが
一つ異なるのは、ターゲットの違いにある。
牙狼のメインユーザーは30～40代となり、所得が高く
一定の期待は持てる。ただし、過度な期待は禁物。
8月は利益機種として運用し、ブルーロックで差し替えるといった計画か、もしくはお盆明けには差し替えという流れで計画しておいても良いだろう。
ブルーロックは1/399のLT突入55％。継続77％。
からくりの系譜を受け継いだ、強コンテンツで受け入れやすいスペックとなっている。
30000台という強気の販売台数だが、からくりの総販売台数は36000台であったことからも期待は高まる。
年末はエヴァ17の発売も噂されている。
LT3.0はエヴァ17・ブルーロック・牙狼・東リベで構成し、
受け皿として、東京喰種・暴凶星・エヴァ15・リゼロ２・海といった機種構成になるであろう。
スロットの検定通過も今後間違いなく高くなってくる。
年末のパチンコ業界は盛り上がること間違いなしだ。
